コラム ( 2018.04.26 毎日新聞 )
ワシントン・ポスト社主、キャサリン・グラハムの自伝『わが人生』
6年の歳月をかけて執筆された668ページ(日本語版)の大冊。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ』ではキャサリンの役を
メリル・ストリーブが演じた。
編集主幹のベン・ブラッドリー役はトム・ハンクス。
ワシントン・ポスト社主、キャサリン・グラハムの自伝『わが人生』
6年の歳月をかけて執筆された668ページ(日本語版)の大冊。
映画『ペンタゴン・ペーパーズ』ではキャサリンの役を
メリル・ストリーブが演じた。
編集主幹のベン・ブラッドリー役はトム・ハンクス。
4度目の犀せいライブ。
新井英一とは何者か。
女優・樹木希林さんの言葉が余すところなく伝えている。
「新井さんの歌を聞くと「なつかしい」と思うんですよ。
それは昔がなつかしいというのじゃなくて、人間がもって
生まれた原点にすっとふれるところのなつかしさなんですね。
この病んだ社会で、何かを求めている人が新井さんの歌に
出会えば絶対に何かを感じると思う。
人間がもともといたところに、ふっと行けそうな気にさせて
くれる歌なんですよ」
◎日 時‥‥2018年5/19 (土) 19:00
◎料 金‥‥予約¥5000 当日¥5500 学生¥2500 ワンドリンク付
◎ご予約‥‥メールで⇒アドレス
電話で⇒076-232-3210(17:00以降に。日月祝を除く)
シリーズ「1817年を探る」(全4回)
第2回 エミール・プリューダン
19世紀フランスピアノ界の貴公子といわれたプリューダンの
超絶技巧を伴う華麗な曲、5作品が世界初演された。
〝華麗〟な挑戦というのは観客側からみた感覚で、その裏には
フィギュアスケートに例えるまでもなく、表現者側の苛烈な
練習がベースにある。
そのことに思いを馳せる時、「生きるとは」「人生とは」という
テーマが迫ってくる音楽会でもあった。
ピアニスト・作曲家の金澤 攝さんは歴史に埋もれた名曲の発掘で
知られる世界的な研究者でもある⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%BE%A4%E6%94%9D
※以下、アンケートの一部。
「ショパンよりパリ的なプリューダンのエチュード。
まるでシャンソンの名曲を聴くような思い」
「どれも相当なテクニックがないと弾けない曲ばかり。
全く新しいピアノ山脈がそそり立ったかのような壮麗な響きの壁を
体感したような演奏だった」
8年ぶりで出した5枚目のアルバム『ピアノソロ Vol.5』(¥2500)
「満を持して」リリースしたアルバムを携えて「満を持して」臨んだ
記念ライブ。
その言葉通りアルバム収録曲を中心にジャズからラテン曲、アニメ曲の
「鉄腕アトム」(父・谷川俊太郎作詞)のジャズバージョンまで谷川
ワールド全開。ソロライブを待ちかねていたファンの喝采を浴びた。
中でもファンが喜んだのはボサノババージョンにアレンジした
金沢市兼六小校歌の弾き語り。
兼六小は2017年、児童数が減った2つの小学校が合併してできた新しい
小学校で、金沢市が谷川俊太郎・賢作父子に校歌の作詞作曲を委嘱していた。
作曲家自身によるこんな即興が聴けるのも、ライブならではの醍醐味だろう。
同じ空間にいる者同士にしか味わえない喜びがある。
だからライブは一期一会‥‥みんながその幸せを分かち合った夜だった。
金沢・茶房 犀せい 石川県金沢市片町1-3-29 076-232-3210 定休日:日曜・月曜・祝日 17:00~23:30