■ 金澤 攝の華麗な挑戦(2018.04.22)
シリーズ「1817年を探る」(全4回)
第2回 エミール・プリューダン
19世紀フランスピアノ界の貴公子といわれたプリューダンの
超絶技巧を伴う華麗な曲、5作品が世界初演された。
〝華麗〟な挑戦というのは観客側からみた感覚で、その裏には
フィギュアスケートに例えるまでもなく、表現者側の苛烈な
練習がベースにある。
そのことに思いを馳せる時、「生きるとは」「人生とは」という
テーマが迫ってくる音楽会でもあった。
ピアニスト・作曲家の金澤 攝さんは歴史に埋もれた名曲の発掘で
知られる世界的な研究者でもある⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%BE%A4%E6%94%9D
※以下、アンケートの一部。
「ショパンよりパリ的なプリューダンのエチュード。
まるでシャンソンの名曲を聴くような思い」
「どれも相当なテクニックがないと弾けない曲ばかり。
全く新しいピアノ山脈がそそり立ったかのような壮麗な響きの壁を
体感したような演奏だった」
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