■ 盛況! 森ミドリ チェレスタ ♪ ライブ
6/15に開かれたライブ。
チェレスタの <なま音>を聴く機会なんて滅多になく、
ひょっとしたら「一生に一度もの」 かも‥‥というので
遠くは和歌山県から駆けつけた参加者(彫刻家夫妻)も。
チェレスタと横笛(松尾 慧)の相性は「意外なほど通じ合う」 と
森ミドリが言うように2つの音色が溶け合い、初めて聴く
サウンドなのに、どこか懐かしくて癒される。
そして安らぐのに、不思議と力が湧いてくる。
音楽家・森ミドリの 深遠にして大胆な <新しいデュオ>の
誕生に、参加者は立ち会ったのだ。
ある参加者はFAXでこうコメントを寄せてくれた。
「音楽は、サッカーで負けようが、多少目が薄くなろうが、
苦痛が増えても啓示を与えてくれます」
ライブ前に白山市の「千代女の里・俳句館」に遊んだ森ミドリの即興演奏。
タイトルはずばり、 「朝顔に つるべとられて もらひ水」
「同じ曲を弾けといわれても2度とできません」‥‥これぞ同じ空間にいる者だけが
共有できるライブの醍醐味。
共演者に寄り添いながら主張する。主張しながら引いてみせる。
融通無碍な広がりを感じさせる奏法が横笛奏者・松尾 慧の真骨頂だ。
コメントは受け付けていません。