◆2012年の“年内状”

今年、最も多く聞いた言葉・・・「何を信じていいのかわからなくなった」。
大津波が東北地方を襲い、福島第一原発が火を吹いた昨年 3.11 以降の
被害状況とその対応に関するアナウンスが二転三転した政府への疑心と批判だ。

師走の衆院選でも争点が曇りガラスのようにぼやかされてしまい、消費税を上げ、
大型予算(つまり、国民への借金)さえ組めば全て片がつくような雰囲気が蔓延していた。
メディアの論調も、大勝ちした自民党礼賛では似たりよったり。
多様な考え方の参考にしたくても、メディアの方が “多様” ではないのだ。
オピニオンを自負する「メディアの在り方」がもっと語られていいと思う1年でもあった。

年内状2012に書いた乃莉さん(78)、峯子さん(85)のお2人は共に金沢の西茶屋街で
軒をはるお茶屋の女将。乃莉さんは「明月」を、峯子さんは「美音」を経営している。
政治経済は言わずもがな、文化までもが結果を先に求める風潮が強い中で、手を抜かずに
修行を積み上げていく凛とした姿は、そのまま現代社会への警鐘のように思える。

年内状を出すのも今年でちょうど30年目になる。
なんで年内状を? そのいきさつは 2001年12月 のコラムに書いた(下記)。
ご一読い頂ければありがたく。
皆さまにとって来年が佳き年でありますように・・・。         村井幸子


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雑記 12 年 12 月 23 日

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